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実績紹介

破産寸前からの逆転劇。1ヶ月でクロージングした自己破産回避M&A

- 案件No.0001
- 業種-
- エリア国内
- 譲渡企業S社
- 譲受企業
- 支援期間約1ヶ月
- カテゴリM&A
案件概要
ご相談いただいた当時、S社は資金繰りが極めて厳しく、月内にも破産申請を検討せざるを得ない状況でした。 他の選択肢が見えない中でご連絡をいただき、当社代表・金子が即時対応。 ご相談から約1ヶ月という短期間でM&Aをクロージングまで実現しました。
サポート内容
事前に弁護士・金融機関と連携し、会社破産後に経営者個人の破産を避けるスキームを設計。 結果として、会社は法的整理となりましたが、経営者個人の連帯保証は解除され、自己破産を回避することができました。 また、従業員については買い手企業の一事業部として全員が継続雇用されることとなり、売り手・買い手・従業員の三方にとって意義あるM&Aとなりました。
成果
「破産しかない」と思われていた中で、事業承継・雇用継続・経営者の再起という多くの価値を同時に実現した本案件は、当社にとっても非常に感慨深いものとなりました。 売り手・買い手双方の社長様からも深くご評価いただいた、再生型M&Aの象徴的な事例です。
2024年問題・連帯保証への不安から自己破産を回避したM&A

- 案件No.0002
- 業種-
- エリア国内
- 譲渡企業匿名(運送・物流関連)
- 譲受企業
- 支援期間約2週間
- カテゴリM&A
案件概要
ご相談をいただいた時点では、赤字決算ではあるものの、借入により手元資金も確保されており、1〜2年は運営可能な状態でした。 しかし、燃料費高騰・ドライバー不足・2024年問題といった将来不安が重くのしかかる中、「このまま経営を続けて本当に良いのか」という根本的な悩みを抱えていらっしゃいました。
サポート内容
当社では丁寧にヒアリングを重ねた上で、自己破産を選ばず、事業と雇用を残すM&Aスキームをご提案。 売り手様の決断も早く、当社クライアント企業をご紹介後はトントン拍子で話が進展。 結果として、ご相談からわずか約2週間で譲渡契約を締結するスピード成約となりました。
成果
本件は、経営者の連帯保証リスクや将来不安からくる精神的負担を、M&Aによって解消できた成功事例です。 会社清算ではなく、事業継続と雇用維持を実現できたことで、売り手様にも大きな安心を提供することができました。
フィリピン水産加工会社 × 日系PEファンド

- 案件No.0004
- 業種水産加工業
- エリアフィリピン(マニラ近郊)
- 譲渡企業売上10億円未満/営業利益1億円未満
- 譲受企業
- 支援期間約8ヶ月(クロスボーダー案件)
- カテゴリM&A
案件概要
フィリピン・マニラ近郊に自社工場を構え、日本および東南アジア各国に水産加工品を供給していた譲渡企業は、さらなる事業拡大を見据え、外部資本の導入を模索していました。一方、日系PEファンドは、東南アジア全体の食品ネットワーク構築を進めており、特にフィリピンを今後の加工・供給拠点(ハブ)と位置づける方針を持っていました。
サポート内容
弊社は、双方の戦略的な意向と事業特性を踏まえ、現地調査・財務デューデリジェンス・クロスボーダーM&Aにおける実務支援を一貫して実施。海外案件特有の法務・会計リスクへの対応を図りながら、約8ヶ月のプロセスを経て無事成約に至りました。
成果
本件を通じて、譲渡企業は成長資金と経営パートナーを確保し、PEファンドはフィリピンを中心としたサプライチェーン強化の足がかりを得ることに成功しました。両社にとって、戦略的かつ実効性の高いM&A事例となりました。
BtoB弁当宅配事業 × ケータリング事業特化型PEファンド

- 案件No.0005
- 業種弁当宅配(BtoB)
- エリア国内
- 譲渡企業BtoB向け弁当宅配事業会社
- 譲受企業
- 支援期間約6ヶ月
- カテゴリM&A
案件概要
法人向け弁当宅配事業を展開していた譲渡企業は、外部環境の急激な変化(例:コロナ禍・働き方改革等)により事業継続が困難に。従業員の雇用維持と事業の存続を第一に考え、資産譲渡を前提としたM&Aを模索することとなりました。 一方、譲受側であるPEファンドは、ケータリング事業のロールアップ戦略を推進しており、同業態の企業を広く検討中。当社が保有するロングリストを活用したアプローチにより、今回のマッチングに至りました。
サポート内容
当初は株式譲渡を想定して進行していましたが、途中で資産譲渡スキームに切り替える判断を行い、法務・税務・従業員移管などの実務整理により約6ヶ月のプロセスを要しました。加えて、経営者個人の債務整理については、中小企業庁の「経営者保証に関するガイドライン」を活用し、再出発を支援しました。
成果
本件では、事業と雇用の継続、取引先との関係維持、経営者の再スタートという多面的な目標を実現。譲受企業にとっても、地域密着型の弁当事業を新たに傘下に加えることで、ケータリング領域でのネットワーク拡大につながるシナジーあるM&Aとなりました。
ITベンチャー × 投資先ロールアップを進めるPEファンド

- 案件No.0006
- 業種ITベンチャー
- エリア国内
- 譲渡企業売上約10億円/営業利益約1億円
- 譲受企業
- 支援期間数ヶ月(短期間クロージング)
- カテゴリM&A
案件概要
独自のビジネスモデルと明確な強みを持つITベンチャー企業は、創業社長のアーリーリタイアを機に、事業の譲渡を検討。安定した収益基盤に加え、他社にはない特異なサービス展開が魅力となり、譲受企業候補の関心を集めました。 一方、譲受側であるPEファンドは、既存の投資先との明確な事業シナジーを見込める領域での買収先を探索中であり、本件が戦略的ロールアップに合致。早期に意思決定が進み、スピーディなクロージングとなりました。
サポート内容
当社は、事業価値の整理・強みの可視化・M&Aスキームの構築支援を行い、早期の相手先確定から契約締結までを一貫して支援。買い手・売り手双方の戦略とニーズが一致したことで、通常よりも短期間での成約を実現しました。
成果
本件は、事業の成長性と投資シナジーのバランスが取れたM&Aの好例です。創業者は希望通りのタイミングでのリタイアを実現し、譲受企業は戦略的拡大を加速させる形で、双方にとって満足度の高い取引となりました。